大腸CT検査とは、大腸を炭酸ガスで拡張しマルチスライスCT装置を用いて撮影することで大腸の3次元画像を作成し大腸の立体画像、大腸を開いた画像、仮想内視鏡画像等様々な画像から大腸を検査する方法です。
内視鏡検査と比較して、苦痛が少なく、短時間(10-15分程度)で検査が可能です。大腸の内視鏡検査が負担になって検査をうけずにおられる方にはお勧めの検査方法です。
* 便潜血検査で陽性を指摘されてる方は、健康保険の適応となります。
内視鏡検査と比較して
前処置の下剤の量が少ない
内視鏡で観察しにくい部位の観察も可能(再現性が高い)
危険を伴う麻酔や鎮静の必要はない
大腸以外の肝臓、腎臓、膵臓なども評価が可能
観察と同時に処置や治療ができない
異常がある場合は後日内視鏡検査が必要
内視鏡に比べ認識が難しい病変がある(特に平坦に近い病変)
便とポリープの区別が難しい場合がある
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